税理士試験の実務経験について

税理士試験の受験資格の一つに、「実務経験者(3年以上)」と言うのがあります。この、実務経験とは、具体的にどのような業務の経験を言うのでしょうか。実務経験の内容としては、「法人又は事業を営む個人の会計に関する事務」を差します。これは、貸借対照表勘定及び損益勘定を設けて計理する会計に関する事務をいい、例えば簿記の原則に従い取引仕訳を行う事務、仕訳帳等から各勘定への転記事務、決算手続に関する事務、財務諸表の作成事務等が該当します。

つまり、パソコンを使って行う、単純な入出力の金額の入力など、特に専門知識がなくてもできるような単純な業務は該当しないことになります。経理事務、税理士業務補助事務等に3年以上従事したことを受験資格とする場合、受験申込みの時に受験願書に「職歴証明書」を添付しなければいけません。これには、いつからいつまでの期間にどのような事務に従事していたか、所属、役職及び事務内容を詳しく書きます。事務内容は、経理一般等とせずに、経理のどの様な事務に従事していたか等、具体的な内容を書く必要があります。実務経験といっても、ただ単に税理士事務所などで仕事していた、というだけではダメなわけです。